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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第27章 愛しい君に送る100万回のキス
ゆっくり…
太郎くんと華ちゃんが私達の前にやって来た。

「きょぅゃ、おねえちゃん…もってきた♪」
うんうんありがとね。

「太郎、華子よく出来たな、ありがと」
「「うん♪」」
鏡也君が頭を撫でると2人とも凄く嬉しそうに笑うの。

「じゃ、葉瑠?……」コクン
鏡也君によって私の指に指輪が嵌められると…

パシャパシャパシャ
カメラのフラッシュが一斉に光る。

クスッ……
私の左手の薬指にはキラリと光り輝くシルバーリング

もちろん私から鏡也君にも─

普段指輪なんてつけない鏡也君の指に指輪が光るのを見て漸く実感が湧いてきた。


鏡也君、私達幸せになろうね!
パシャパシャパシャ

『それでは新郎様には新婦様のベールを上げて頂きましょう』


クスッ……緊張するね鏡也君

みんな私達が唇にキスするって思ってる?
でもみんなの前でキスなんて…やっぱり恥ずかしくて
事前に鏡也君と打ち合わせしてあるから…

(唇じゃなくてもいいんでしょ?)
(なんで?)

だって!……家族の前は恥ずかしいよ。
それにお父さんが見たら寂しいんじゃないかな
だから頬っぺにしよ?─ね?

(はぁ~わかったよ)
渋々だけど鏡也君は納得してくれた……

鏡也君はベールを上げると私の腰をグッと引き寄せる。
ん!ちょっと、そんなに強く─

鏡也君?まさかだけど─

鏡也君が一瞬私の唇に視線を移しニヤッと笑うから
嫌な予感

─分かってるよね!
頬っぺにするんだよ。


あの、鏡也君?え、ちょっと──え?

「ンン、ンン……!?」

え、嘘でしょ?

2人の唇が重なって…ニヤリと笑う鏡也君と目が合った。

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