この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第27章 愛しい君に送る100万回のキス

「葉瑠ぅ~お母さん達も帰るわね」
え、後ろからお母さんの声
待ってよ!
着替えてくるから一緒に帰ろうよ。

「夜行バスの時間なんだってさ」
─もうそんな時間なの?
でも、荷物は?
家に置いたままでしょ

「全部持ってきちゃったのよ」

そうなの?
ごめんね、やっぱり日程に無理があったかな
家に泊まればよかったのに…

「新婚さんの家に泊まれないじゃない?」
新婚って言ったって!
ずっと一緒に住んでるんだから今更だけど…

しかもお母さん…この前うちに泊まったじゃない─

「さぁ、母さん行くぞ……葉瑠、身体大事にな!…鏡也君葉瑠の事くれぐれも宜しくな」

「はい、任せて下さい」
「また連絡するからね」うん。
お父さんお母さん、カズもありがとね。
バイバイ、気をつけて帰ってね!


はぁ~!──
ホントにみんな帰っちゃった。

お母さん達の姿が見えなくなると、急に身体が重く感じる…

ふらふらして鏡也君の腕に捕まった。
「どした?」
「ちょっと疲れちゃった」

鏡也君は心配そうに顔を覗き込んでくる。
あ、大丈夫だよ大したことないから
慣れないドレスでずっと立ってたから……

「ちょっと休めば治るよ」
バサッ─あ、あの鏡也君?

急に鏡也君が私を抱き上げるからスタッフさんが慌てて近寄ってきた。

「どうしました?」
「気分が悪いんで控室に連れてきます」

スタッフさんの前で…私はちょっと恥ずかしかったけど、鏡也君は全然平気みたい。

凛々しい姿に…つい見とれちゃった。
「ん?なに?」
あ、ううん。

「ありがとう鏡也君」
クスッ……どういたしまして!

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ