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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第27章 愛しい君に送る100万回のキス
──//
控室で休ませてもらって漸く怠さが取れてきた。
「ごめんね、もう大丈夫だから」

「そうか?じゃ着替えて帰ろうか?」
うん!そうだね、まだドレスのままだった。
なんだかドレス脱ぐのが勿体ないけど!

「葉瑠?このまま帰っちゃおうか?」
え、…ウフッ、そうしたいけど

「届け出しに行くんじゃなかった?」
「そうだった、あ~残念」ウフッ

できることなら私もこのまま帰りたいよ!

ウェディングドレスで婚姻届を出しに行ったら、
分かりやすくていいんじゃない?
フフッ、目立っちゃうけど。

なのに…やっぱり鏡也君は他の人と違ってた。

「ベッドの上でドレス脱がしてみたかったな~」
は?なに言ってるの…
このまま帰るって言ったのは、そのため?

「アハハ、冗談だって」


さっき私を抱き上げてくれて
逞しいって思ってたのに…このエロ魔神!

もう、さっさと着替えて帰ろ!

「─鏡也君?─私、着替えるから」
「いいよ」
ぇ─いいよって、何してるの?
部屋から出てくれなきゃ!

「手伝うよ、ほら」ジィィー
あ、こら!
そういう時はホント動くのが早くて…
ドレスのファスナーが腰まで下ろされた。

ストラップレスドレスがずり下がり所を慌てて押さえ込んだ。

ちょっと何するの?
「手伝おうと思って」

もういいから
「ほら、出て…スタッフさん呼んできてよ」

ドレスを押さえながら鏡也君の手を引っ張った。
「……チッ、はいはい」
バタン
まったくもう、鏡也君のやることはどこまでが本気なのかわかんないよ─


クスッ……そんな鏡也君を好きになった私も、
ちょっと頭が可笑しいのかな?

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