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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第27章 愛しい君に送る100万回のキス
──//
ボチャン─ボチャン
あ~やっとだな

2人で届けを出して、漸く本物の夫婦になって帰って来た。
今日の予定はすべて終了
漸く葉瑠とゆっくり過ごせる。
こうやって2人で風呂に入るなんて何日ぶりだろ?

葉瑠を抱えながら、まだ膨らみのない腹に手を添えた!
「ここはいつ大きくなるわけ?」
「ん?─もうそろそろじゃない?……きっと式が終わるまで待っててくれたんだよ」

え、なんで?

「急にお腹が大きくなってドレス着れなくなったら困るでしょ?」

あ~なるほど!
うん、さすが俺らの子だ…よくわかってる!

「パパが拗ねたら困るって思ったのかも」
─パパ?あ、俺のこと?─

クスッ……〝他に誰がいるの?〟

そっか俺か─あ、でも…何だよ
俺が拗ねるって。

「だって鏡也君が気に入ったドレスだもん、着られなかったらまた探さなきゃいけないでしょ?」

─確かに。
やっぱ俺らの子は出来た子だよ。スリスリ

「やだ、擽ったい…やめて、キャハハ」

何だよ、俺はお腹の子をさすっての!
いい子だな~!もうデカクなっていいぞ。スリスリ

キャハ…葉瑠が俺の手を離そうとするから
なんだよ、じゃいいよこっちにする─
手をズラして胸に手を延ばした!

「ア~!やだ鏡也くん」
クスッ…なに?

いいだろ、これくらい!
新婚初夜だぞ、なのに…ダメなんだろ?
刺激して、もしもの事があったら困るし

「こっちはデカクなってきたな」
柔らかな乳房を揉み上げながら、唇をうなじに押し付けた。

チュッ─
「ンン、鏡也君…」
「ん?」

風呂にいるせいだな身体が暑くて…気分が昂ぶってくる。

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