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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第27章 愛しい君に送る100万回のキス
─//
暫く葉瑠の髪を撫でながら抱き合っていた!
〝きょぅゃ、く〟
隣から葉瑠の籠った声。
……ん?なに?……?!
〝だぃ、す、きっ〟
え?……クスッ……「ありがと俺もだよ」
でも、なんでそんなに声ちっちゃいの
もっとデカい声で言っていいんだぞ?
「葉瑠もっとさ…、あれ─葉瑠?」
「………//」
クス、なんだよ、寝言か?もう寝てるし
返事しちゃったじゃんか。
まったく、寝ながら人を煽てるって!
寝てるんだよな?
俺がすぐその気になるからって─
寝たふりして笑ってんじゃないだろうな!
「はる、起きろ、こら─あれ、ハルちゃん?……」
ツンツン
〝うぅ~ん!〟バシッ、うっ!……
絶対起きてると思って脇腹をツツくと
寝返りを打った葉瑠の腕が顔面に飛んできた!
あ~くそっ!痛って……
マジで寝てたわけ?
紛らわしい寝言を言うなつぅ~の。
クスッ……
俺のひっ付き虫は、もう背中を向けてるし
俺も寝るか……
今日は長くて濃い1日だったな!
まぶたを閉じると、結婚式の事や…葉瑠と出逢った頃の出来事が頭に浮かんでくる。
この俺が、結婚するなんてな!
しかも半年後には親父になるんだぞ。
こんな幸せでいいのかな──
葉瑠もよくついて来てくれたよ。
こんな我が儘な俺に
人生なんて、どこでどうなるかわからないもんだな
だって、今考えたら…俺って最低な男じゃね?
付き合ってもない葉瑠にいきなりキスはするし
仕事にかこつけて地元を案内してくれって連れ回したりして…
あの時は具合が悪かったのに無理して俺に付き合ってくれたんだったな…
暫く葉瑠の髪を撫でながら抱き合っていた!
〝きょぅゃ、く〟
隣から葉瑠の籠った声。
……ん?なに?……?!
〝だぃ、す、きっ〟
え?……クスッ……「ありがと俺もだよ」
でも、なんでそんなに声ちっちゃいの
もっとデカい声で言っていいんだぞ?
「葉瑠もっとさ…、あれ─葉瑠?」
「………//」
クス、なんだよ、寝言か?もう寝てるし
返事しちゃったじゃんか。
まったく、寝ながら人を煽てるって!
寝てるんだよな?
俺がすぐその気になるからって─
寝たふりして笑ってんじゃないだろうな!
「はる、起きろ、こら─あれ、ハルちゃん?……」
ツンツン
〝うぅ~ん!〟バシッ、うっ!……
絶対起きてると思って脇腹をツツくと
寝返りを打った葉瑠の腕が顔面に飛んできた!
あ~くそっ!痛って……
マジで寝てたわけ?
紛らわしい寝言を言うなつぅ~の。
クスッ……
俺のひっ付き虫は、もう背中を向けてるし
俺も寝るか……
今日は長くて濃い1日だったな!
まぶたを閉じると、結婚式の事や…葉瑠と出逢った頃の出来事が頭に浮かんでくる。
この俺が、結婚するなんてな!
しかも半年後には親父になるんだぞ。
こんな幸せでいいのかな──
葉瑠もよくついて来てくれたよ。
こんな我が儘な俺に
人生なんて、どこでどうなるかわからないもんだな
だって、今考えたら…俺って最低な男じゃね?
付き合ってもない葉瑠にいきなりキスはするし
仕事にかこつけて地元を案内してくれって連れ回したりして…
あの時は具合が悪かったのに無理して俺に付き合ってくれたんだったな…