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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第30章 番外編…マタニティブルー!?
♪:*:・♪'°
あ、来た。鏡也君からだ!
「もしもし鏡也君?」
「葉瑠、検診どうだった?」
「あ、うん。それがね…」
簡単に話だけしようとしたんだけど
(鏡也~悪い!編集手伝ってやってくれ~)
(お~、すぐ行く)
忙しいのに、空いてる時間に電話をくれたみたい
電話の向こうで鏡也君を呼ぶ声が聞こえた。
「あ、ごめん呼ばれちゃったわ、ちょっと遅くなりそうだけど大丈夫か?」
「あ、うん大丈夫。頑張ってね」
仕方ない、帰ってきてから話そ。
ソファに寝転んでお腹に手を充てた。
ごめんね赤ちゃん
私がもっと気を付けなきゃいけないのに
このまま産まれちゃったらどうしよう!
「グスッ、ごめんね」
──//
ガチャン
「あれ、葉瑠?」パチン
「わぁ!居たの?なにやってんだよ、電気もつけないで……え?葉瑠、どした?」
「グスッ、きょうやくっ」え!なにどした。
真っ暗な部屋で泣きながら寝転んでるんだから
驚いたはず、すぐに駆け寄ってきてくれた。
私の足元に跪き、心配そうに手を握ってくれる。
「病院行ったんだろ?」コクン
「─なにがあった?」
あのね、ヒック……
先生から言われた事を説明しようとするんだけど
鏡也君の顔を見た途端、涙が止まらなくなって
スムーズに言葉が出てこないの。
「このまま、だったら、ヒック…産まれちゃうっ」
「え?産まれる?」
なに、どういう事?ぇ、え?
「葉瑠…落ち着いて!ちゃんと説明して」
グスッ、分かってるけど
鏡也君は半分パニックになる私を抱き寄せて
どこかへ電話を掛け始めた。
「あ、もしもし遅くにすみません益田ですけど」
あ、来た。鏡也君からだ!
「もしもし鏡也君?」
「葉瑠、検診どうだった?」
「あ、うん。それがね…」
簡単に話だけしようとしたんだけど
(鏡也~悪い!編集手伝ってやってくれ~)
(お~、すぐ行く)
忙しいのに、空いてる時間に電話をくれたみたい
電話の向こうで鏡也君を呼ぶ声が聞こえた。
「あ、ごめん呼ばれちゃったわ、ちょっと遅くなりそうだけど大丈夫か?」
「あ、うん大丈夫。頑張ってね」
仕方ない、帰ってきてから話そ。
ソファに寝転んでお腹に手を充てた。
ごめんね赤ちゃん
私がもっと気を付けなきゃいけないのに
このまま産まれちゃったらどうしよう!
「グスッ、ごめんね」
──//
ガチャン
「あれ、葉瑠?」パチン
「わぁ!居たの?なにやってんだよ、電気もつけないで……え?葉瑠、どした?」
「グスッ、きょうやくっ」え!なにどした。
真っ暗な部屋で泣きながら寝転んでるんだから
驚いたはず、すぐに駆け寄ってきてくれた。
私の足元に跪き、心配そうに手を握ってくれる。
「病院行ったんだろ?」コクン
「─なにがあった?」
あのね、ヒック……
先生から言われた事を説明しようとするんだけど
鏡也君の顔を見た途端、涙が止まらなくなって
スムーズに言葉が出てこないの。
「このまま、だったら、ヒック…産まれちゃうっ」
「え?産まれる?」
なに、どういう事?ぇ、え?
「葉瑠…落ち着いて!ちゃんと説明して」
グスッ、分かってるけど
鏡也君は半分パニックになる私を抱き寄せて
どこかへ電話を掛け始めた。
「あ、もしもし遅くにすみません益田ですけど」