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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第31章 番外編…かけがえのない人

トゥルルル、トゥルルル
ピッ
「ヒロちゃん!俺だけど…洋子さんから連絡は?」
「取りあえず大丈夫だ。このまま入院するらしいけど出産にはまだ時間が掛かるってよ」
そうか、悪かったねいろいろ…
「なに言ってんだ、そんなの慣れてるわ」
クスッ……だな!
「最終便取れたから、そっちに着くのは3時過ぎだけど」
「そうか、わかった!…気をつけて来いよ」
「あ~ヒロちゃん、洋子さんにさ…もう少しだけ葉瑠の傍に「わかってる…心配すんな」
悪いな世話になりっぱなしで─
ホント…助かるよ!
ドカッ─
そうか入院したか。
破水したからといってすぐに産まれるわけじゃないんだな…
それなら俺も間に合いそうだし!
病院なら安心だ。
葉瑠…今から帰るから頑張るんだぞ!
安心した途端、強烈な睡魔が襲ってきた。
何でこんなに眠いんだ?
…あ、そうか、懇親会に出てたんだった。
酒は呑んでるし…気を張ってたから
ヴ-ヴヴ
トントン、お客様?
「もうすぐ着陸です、シートを戻してベルトをお閉め下さい」
え?……あ、はい。
すっかり寝入っていた!
スーツのしわを払って携帯に手を延ばすと─あれ?
着信の点滅に気がついた。
洋子さんさんからメッセージ
【陣痛始まったわよ】え?
寝ている間に連絡が来たみたいで全然気づかなかった。
そうか、いよいよか…
早く行ってやらなきゃ
葉瑠、急いで行くから待ってろ!
スーツケースを持ち、急いでタクシー乗り場に向かおうとした。
「鏡也…こっちだ」へ─俺か
この声─
クスッ「しょうがね~迎えに来てやったぞ」
ヒロちゃん!……
ピッ
「ヒロちゃん!俺だけど…洋子さんから連絡は?」
「取りあえず大丈夫だ。このまま入院するらしいけど出産にはまだ時間が掛かるってよ」
そうか、悪かったねいろいろ…
「なに言ってんだ、そんなの慣れてるわ」
クスッ……だな!
「最終便取れたから、そっちに着くのは3時過ぎだけど」
「そうか、わかった!…気をつけて来いよ」
「あ~ヒロちゃん、洋子さんにさ…もう少しだけ葉瑠の傍に「わかってる…心配すんな」
悪いな世話になりっぱなしで─
ホント…助かるよ!
ドカッ─
そうか入院したか。
破水したからといってすぐに産まれるわけじゃないんだな…
それなら俺も間に合いそうだし!
病院なら安心だ。
葉瑠…今から帰るから頑張るんだぞ!
安心した途端、強烈な睡魔が襲ってきた。
何でこんなに眠いんだ?
…あ、そうか、懇親会に出てたんだった。
酒は呑んでるし…気を張ってたから
ヴ-ヴヴ
トントン、お客様?
「もうすぐ着陸です、シートを戻してベルトをお閉め下さい」
え?……あ、はい。
すっかり寝入っていた!
スーツのしわを払って携帯に手を延ばすと─あれ?
着信の点滅に気がついた。
洋子さんさんからメッセージ
【陣痛始まったわよ】え?
寝ている間に連絡が来たみたいで全然気づかなかった。
そうか、いよいよか…
早く行ってやらなきゃ
葉瑠、急いで行くから待ってろ!
スーツケースを持ち、急いでタクシー乗り場に向かおうとした。
「鏡也…こっちだ」へ─俺か
この声─
クスッ「しょうがね~迎えに来てやったぞ」
ヒロちゃん!……

