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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第4章 さぁ帰ろう。

「ヒロユキったらダメよ、鏡也君を刺激したら」

あっ洋子さん。
そうそう、ヤキモチ妬くと後が大変なんだから!

「お前は何年たっても変わんね~な、そうやってすぐヤキモチ妬いてどうせ葉瑠ちゃんを家に閉じ込めておいたんだろ…」

さすがヒロちゃん。。
鏡也君のことはよ~く分かってる!

「ところで葉瑠ちゃん、仕事はどうするの?」

仕事?そっか。全然考えてなかったけど洋子さんに言われてハッとした。

札幌とは違って家賃も上がるし考えなきゃね。


「葉瑠ちゃん、んじゃここで「絶対だめ」

ヒロちゃんの言葉は最後まで言えずに…即、却下された。
アハハハ……「早ぇなぁ──反応が」

「こんな所で、葉瑠を働かせるわけね~だろ!」
「こんなところとは…失礼だなお前」

鏡也君とヒロちゃんってほんと仲良し。
二人の掛け合いが可笑しくて懐かしい~


───///
飲んで騒いで…今日は昔からの仲間たちと夜遅くまで盛り上がった。

何人かはボックス席で潰れてる。
「あ~あ鏡也君もだ♪」

片付けを手伝おうとしたけど早く帰れって……
引っ越しで疲れただろうからってヒロちゃんが言ってくれた。

鏡也君帰りますよ~。起きて~!
「ん?あ~、帰ろ」

ふぅ~飲み過ぎた…って私に手を延ばしてくる。

鏡也君の手を力一杯引っ張っると勢いよく立ち上がるから………キャッ……私はバランスを崩して倒れそうになった。

……ガシッ!
「危っぶね~な鏡也気を付けろよ」

倒れる寸前にヒロちゃんが後ろから私と鏡也君を支えてくれた…

よかった転ばずに……でも……
ちょっと苦しぃんだけど…

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