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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第31章 番外編…かけがえのない人

ガチャ…
「益田さ~ん…」は、はい!
看護師さんが真っ直ぐ俺の元へやって来る。
「おめでとうございます!とっても可愛い女の子ですよ」
「キャッ、鏡也君…パパよ、おめでとう」
「鏡也良かったな」
うん、うん…グッ、ありがとう。
「え、ウフッ、鏡也君…大丈夫?」コクコク
大丈夫だから、ほっといて!
2人に背を向けて込み上げる涙を必死に我慢した。
そうか女の子か─
うん…いいよどっちでも…元気なら
はぁ~なんかホッとして力が抜けた
「…中へどうぞ、奥さんの所に行ってあげて」
処置も終わったから入ってもいいんだって!
「葉瑠ぅ?…」
「あ、鏡也君…」
疲れた表情はしてるけど葉瑠は俺の顔を見てにっこりと微笑んでる。
「よく頑張ったな、疲れた?」
「うん…力を使い果たしちゃった。自分じゃ足を1㎜も動かせないの」ニコッ
そうか。頑張った頑張った─ヨシヨシ
髪を撫で…頭を抱き寄せ頬をすり寄せた。
スリスリ─ウフフ
「葉瑠、ごめんな1人にして」
心細かっただろ?
肝心な時に出張でいないし、ここへ来ても何をしてやればいいか全然分かんなくて…
役に立たなかったな!
「嬉しかったよ来てくれて…手を握ってくれるだけでいいの、それだけで凄く安心するから」
「そう?でも立ち会いはダメって…」
「鏡也君には見られたくないよ」やっぱり?
今まで散々葉瑠の事見てきたんだから
何を見たって変わらないのに…
「もういいじゃない?終ったんだから」
ま~そうだけど。
やっぱ洋子さんが言うように女心ってやつ?
コンコン──「益田さ~ん♪」
あ、はい!
看護師さんが入ってきた。──あっ!
「益田さ~ん…」は、はい!
看護師さんが真っ直ぐ俺の元へやって来る。
「おめでとうございます!とっても可愛い女の子ですよ」
「キャッ、鏡也君…パパよ、おめでとう」
「鏡也良かったな」
うん、うん…グッ、ありがとう。
「え、ウフッ、鏡也君…大丈夫?」コクコク
大丈夫だから、ほっといて!
2人に背を向けて込み上げる涙を必死に我慢した。
そうか女の子か─
うん…いいよどっちでも…元気なら
はぁ~なんかホッとして力が抜けた
「…中へどうぞ、奥さんの所に行ってあげて」
処置も終わったから入ってもいいんだって!
「葉瑠ぅ?…」
「あ、鏡也君…」
疲れた表情はしてるけど葉瑠は俺の顔を見てにっこりと微笑んでる。
「よく頑張ったな、疲れた?」
「うん…力を使い果たしちゃった。自分じゃ足を1㎜も動かせないの」ニコッ
そうか。頑張った頑張った─ヨシヨシ
髪を撫で…頭を抱き寄せ頬をすり寄せた。
スリスリ─ウフフ
「葉瑠、ごめんな1人にして」
心細かっただろ?
肝心な時に出張でいないし、ここへ来ても何をしてやればいいか全然分かんなくて…
役に立たなかったな!
「嬉しかったよ来てくれて…手を握ってくれるだけでいいの、それだけで凄く安心するから」
「そう?でも立ち会いはダメって…」
「鏡也君には見られたくないよ」やっぱり?
今まで散々葉瑠の事見てきたんだから
何を見たって変わらないのに…
「もういいじゃない?終ったんだから」
ま~そうだけど。
やっぱ洋子さんが言うように女心ってやつ?
コンコン──「益田さ~ん♪」
あ、はい!
看護師さんが入ってきた。──あっ!

