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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第31章 番外編…かけがえのない人

.:*:・'°
「赤ちゃん連れて来ましたよ、抱っこしてあげて」
「……ぁ、あっ、え?俺が?」
ふわふわのタオルに包まれた赤ちゃん。
看護師さんが鏡也君に手渡そうとした…
「え?ど、どうすればいいの?」
「ご主人落ち着いて」
甥っ子がいて子供の扱いは慣れてるのに
新生児は初めてだって─こんなに慌ててる鏡也君は珍しいね。
クスッ…
看護師さんが慌てる鏡也君を宥めて
そっと腕の中に預けてくれた。
「こう?これでいいの?」うんそうそう!
鏡也君の腕の中でスヤスヤ眠る私達の分身
「この子は美人になるわよ」
そうですかね?
そう言ってもらえると
たとえ御世辞でも嬉しいよね鏡也君?
クスッ、鏡也君はさっきからずっと小さな我が子を愛しそうに眺めてる。
ねぇ抱っこした感想は?
なにか言ってよ!
「葉瑠に…よく似てる」
え、そう?
私は鏡也君に似てるって思ったけど
「どちらに似ても美人になるわよ」
ウフッ、ありがとうございます!
「葉瑠見て…これ」ん?
赤ちゃんが鏡也君の指を握ってる。
〝可愛いな〟
うん、ほんと可愛いね。
ずっと見てられる!
あ、そうだ─お母さん達に連絡しなきゃ
急な入院出産だったからみんなきっと驚くよ!
──//
病室に移ると、洋子さんとヒロちゃんが待っててくれた!
「おめでとう、さっき見てきたわよ」
「葉瑠ちゃんにソックリだな」
ありがとう。
ホントお世話になって
2人とも寝てないし、凄く疲れてるはずなのに
最後まで私の事を気にかけてくれて本当の家族みたい。
「疲れたでしょ今日はゆっくり休むのよ」
ありがとう。
洋子さん─ヒロちゃんもね。
「赤ちゃん連れて来ましたよ、抱っこしてあげて」
「……ぁ、あっ、え?俺が?」
ふわふわのタオルに包まれた赤ちゃん。
看護師さんが鏡也君に手渡そうとした…
「え?ど、どうすればいいの?」
「ご主人落ち着いて」
甥っ子がいて子供の扱いは慣れてるのに
新生児は初めてだって─こんなに慌ててる鏡也君は珍しいね。
クスッ…
看護師さんが慌てる鏡也君を宥めて
そっと腕の中に預けてくれた。
「こう?これでいいの?」うんそうそう!
鏡也君の腕の中でスヤスヤ眠る私達の分身
「この子は美人になるわよ」
そうですかね?
そう言ってもらえると
たとえ御世辞でも嬉しいよね鏡也君?
クスッ、鏡也君はさっきからずっと小さな我が子を愛しそうに眺めてる。
ねぇ抱っこした感想は?
なにか言ってよ!
「葉瑠に…よく似てる」
え、そう?
私は鏡也君に似てるって思ったけど
「どちらに似ても美人になるわよ」
ウフッ、ありがとうございます!
「葉瑠見て…これ」ん?
赤ちゃんが鏡也君の指を握ってる。
〝可愛いな〟
うん、ほんと可愛いね。
ずっと見てられる!
あ、そうだ─お母さん達に連絡しなきゃ
急な入院出産だったからみんなきっと驚くよ!
──//
病室に移ると、洋子さんとヒロちゃんが待っててくれた!
「おめでとう、さっき見てきたわよ」
「葉瑠ちゃんにソックリだな」
ありがとう。
ホントお世話になって
2人とも寝てないし、凄く疲れてるはずなのに
最後まで私の事を気にかけてくれて本当の家族みたい。
「疲れたでしょ今日はゆっくり休むのよ」
ありがとう。
洋子さん─ヒロちゃんもね。

