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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第32章 番外編…愛しのキスは蜜の味

私に被さって優しい笑顔。
「葉瑠ぅ?」
「な~に」──フフッ

私の頭を挟むように片肘を付き、指で私の唇に触れたりキスしたり─チュッ─
「…ンッ、きょぅやくん、お風呂は?」
「入るよ…後で」チュッ、チュッ

足を絡めながら私の身体を撫で廻してきた。

「もう1ヶ月経ったよ、そろそろいいんじゃない?」

身体は問題ないって先生は…でも
紗妃が起きちゃうかも

「大丈夫だよ、よく寝てるから」そう?

横目でチラリと紗妃の横顔を見ると…クス
うんホントだ、すやすや眠ってる!

鏡也君は紗妃に向かって
「…紗妃、おとなしく寝てるんだぞ」

そう言うとすぐに鏡也君の舌が唇を抉じ開け私の舌を味わうようにねっとりと絡ませてくる。

「んんっ、フッ、フゥ、ンンン…」

指先で私の首筋を撫でるから─
くすぐったくて、でも気持ちよくてゾクッとする。

「クチュ、ハァ、やっぱり葉瑠は敏感だね」ンッ、ンン
だって、そんなにヤラしく動かすから…

クスッ…まるでいたずらっ子
鏡也君が意地悪な笑みを浮かべて首筋に顔をうずめてきた…
チュッ、クチュ…ペロ〝ンン~!〟

パジャマのボタンに手を掛けると、胸がキュンとして胸が高鳴った。

大きな手が乳房を包み先端に優しく触れる…
〝ウェ、フェ~〟
「「えっ!」」シー
一瞬、紗妃の泣き声がして2人とも固まった。

シーン─
…だ、いじょうぶ、かな?

「大丈夫…葉瑠、こっち向いて」

気になって仕方ないけど…
両手を頭上で固定され容赦なく攻めるから
私なんてすぐにキスに呑まれちゃう。

鏡也君の切なそうな呼吸が聞こえて
ドキドキしてきた。
「ふう~!」

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