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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第32章 番外編…愛しのキスは蜜の味

〝フガッ〟「「…!?」」

〝フェェ~ェンン〟「「あっ!」」
あ~ダメだね…やっぱり、こうなった…

「はぁ~紗妃ぃ頼むよ~、パパとママの邪魔する子は悪い子だぞ」
ドサッ─

まだまだ夜中に何度も起きるから…ムリだね。

〝ウェェェ~ンン〟
「あ~はいはい…待って」
「葉瑠、俺が見ようか?」
「ううん大丈夫」

私は昼間紗妃と一緒に眠ることが出来るし…
鏡也君は仕事だから早く休んでもらわなきゃ

「鏡也君お風呂入ってきて」

──//
紗妃をそぉ~っとベッドに寝かせて─

……うん、今度こそ大丈夫。

ドサッ、はぁ~!やっと寝てくれた。
今日はご機嫌ななめ?
何度も起きるから、その度におっぱいを飲ませオムツを替えての繰返し

もしかして、おっぱいだけじゃ足りないのかな?
ミルクもあげなきゃダメ?

「大丈夫か?」
うん、大丈夫、でも疲れたよ~。
ギュッってして欲しくて寝ている鏡也君に抱きついた。

「こら、おっぱい仕舞いなさい、襲うぞ」
え?あ、やだ!ごめん忘れてた…
誘惑するなって叱られちゃった。

慌ててパジャマのボタンを留めて
「仕舞いましたよ~♪」はいはい、お利口さん
ヨシヨシ─ウフフ

「紗妃が邪魔するから今日は寝るか」─そうだね

「くっついてもいい?」
「…もちろん」ギュッ。

束の間の休息
腕枕をしてもらって抱きついた。
紗妃が静かだと妊娠前に戻ったみたい…

今のところは、くっついて寝るだけ

たくさんキスなんてしたら止まらなくなるから我慢しなきゃ!

時々、甘えたくてどうしようもない時もあるけど
そんな時に限って紗妃が目を覚ますから…仕方ないね。

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