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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第32章 番外編…愛しのキスは蜜の味

「ヒロちゃんに子供が出来るってのがイマイチ想像が出来ね~けど」
ま~確かに、でも見てみたいよね!
「じゃ今夜あたり…クスクス」
え?なによニヤニヤして。
「ヒロちゃんと洋子さん…今頃盛り上がってたりして」
なんで?何が盛り上がるの?
「はぁ~葉瑠、それマジで言ってんの?男と女が盛り上がるって言ったら……わかるだろ?」
え?それって……
「洋子さんがヒロちゃんを誘ってさ─」
え?
洋子さんが──誘うの?
「そりゃそうだろ!洋子さんが誘わなきゃヒロちゃんなんておっさんだからすぐ寝ちゃうぞ」
「……ぇ」洋子さんが、ヒロちゃんを?…
クスクス
「葉瑠…はる?おいっ」え、なに?
「今、何考えてた?」
今、は…別になにも…ブンブン
「嘘つけ」
私の顔が赤いって…
想像してただろ?だって!
だって!鏡也君がおかしなこと言うから
洋子さんってどんな風に誘うのかな~って!
やだもう!バカ。
クスツ「じゃ俺らも…な?俺明日休みだし」
知ってるよ~ゆっくり休んでね!
「今日はずっと起きてても大丈夫なんだけど」
ずっと起きてるの?
何のテレビを見ようっていうの??
「はぁ~」
え、何か、違った?
鏡也君が何を言いたいのかわからないんだけど。
「俺の言ってる意味わかんない?」
ん?私の顔を見つめて、返事を─待ってるみたい。
えっと、え?
「はる?」は、はぃ。
チュッチュ
あっ!いきなりキスされて、それでまた顔を見て…
「まだダメ?」──あ!あ~そっか。
ダメじゃないんだけど、紗妃がまた起きたら…
「最近はそんなに起きないじゃん」
うん…そうなんだけど

