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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第32章 番外編…愛しのキスは蜜の味

「んっふっ!こらっ鏡也くん」
急にお腹を撫でるから変な声が出ちゃったでしょ。
まだダイエットの途中だからお腹は触っちゃダメ

「前と変わらないよ」うそ。
クスッ
「ホント…大丈夫だよ、ちょっとしか摘めないから、ほら」
キャハハ……やだやめて。
摘まんじゃ駄目だってば!

パシャパシャ「うわっやめろ」
キャハ…パシャ
子供みたいにはしゃいで…お湯の掛け合い。

ハアハア
「もう終わりね」疲れちゃったよ!
休憩のつもりで鏡也君に抱きついたのに─
私を擽ろうと手を延ばして来る。

「…ダメもう、終わり…分かった?鏡也君」

〝ん!どうしよう〟…ニヤ
あ~いたずらっ子の眼だ。

チュッ─ん~っ!─
もうお終りって言ったのにがっちり身体を固定されて逃げられない。
唇が首を這って…耳を甘噛み。
クチュクチュ…湿った舌が耳の中を擽ってくる─

ンンン…ンッ~アン!
「きょ、うやくっ、ん」クチュクチュ

♪♪~〝ウェェェ~ンンン…〟ハッ!
部屋に置いたセンサーが反応した。
紗妃が起きちゃったんだ!
「ごめん鏡也君、先に出る」
「グッ、あぁ~!」

バタン─


──//
〝ウェ~、ウェェェ~〟あ~ごめんごめん。

おっぱいかな?
それとも1人にされて寂しかった?
急いで紗妃を抱き上げた。

バタン
「あ~ぁ、やられたな紗妃には」
鏡也君もう来たの?ゆっくりで良かったのに。

バサッ「髪がまだ濡れてるぞ、よく拭かなきゃ」
うんありがとう!
急いで出たから…ちゃんと拭けてなかったみたい。
鏡也君が髪を拭いてくれる!

「まったく、こんな格好で…どんだけ俺を焦らすんだよ」

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