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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第4章 さぁ帰ろう。

暫く二人で話してたけど鏡也君はもう限界…
今日は早く寝かせてあげなきゃ。

───//
なかなか進まない鏡也君の着替えに一苦労
「鏡也君…バンザイして」

「んぅ…はるぅ、エッチしたいの~?」
ガシッ、ちょっと待って!離して。

そうじゃないよ……
鏡也君眠いんでしょ?着替えるだけだから

「なんだぁ~‼……服、脱がすから葉瑠に犯されちゃうのかと思ったわ」

そんなことするわけないでしょ~よ。

「こっちの腕も入れて」

油断するとすぐ抱きついてくる。
こらこら──!

「はるぅ………はるちゃん」
はいはい、な~に?
鏡也君…ここで寝たらダメだよ……

はぁ~!
ズボンのベルトを外して脱がそうとすると…
「葉瑠のえっち」

だから違うってば!

まるで大きな子供
こんなんで…もし私が本当に妊娠なんてしてたら大変だね。

今はまだ、二人の時間を楽しもうね!鏡也君…


なんとか鏡也君をベッドに連れて行った。

荷物の片付けもあったから疲れたね…
すぐに寝息が聞こえてきた。

鏡也君がここまで飲むのは珍しい。
やっぱり帰ってきた安心感と大勢のお友達が来てくれたからリラックス出来たのかな?


──はるぅ~!──

ん?クスッ…寝言。
いっつも一緒にいるのに私の夢を見てるの?

気持ち良さそうに眠る鏡也君の顔を暫く眺めて隣に寝転んだ。

私が腕をお腹に回すと抱きしめてくる。

あれっ?起きてるの?

クスクス──違った。
鏡也君の胸に耳をあてると心臓の音。

トクントクン──

なんかそれが心地よくて……

いつの間にか私もウトウト──
深い眠りへと落ちていった。

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