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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第4章 さぁ帰ろう。
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ギュツ……ん?…クスツ…

葉瑠に抱き付かれて眼が覚めた…

それに足まで絡めてきて…俺は抱き枕か?

葉瑠は俺の腕の中でスヤスヤ…
気持ちよさそうに眠っちゃって─。

いつもそうやって抱き付いて、これで欲情しない方がおかしいだろ?

毎朝、我慢してるんだぞ。
無意識に誘惑するのはやめてほしいよ。


クスッ…
まったく可愛いわ…

チュッ……クスッ─
「ぅ、ん…ぅ」クスッ、起きちゃうかな?

……チュッ…いや寝てるし、熟睡だ…

チュッチュッー「ん~きょうや、くぅん?…」
あっ…さすがに胸元に吸い付いたら起きちゃった。

「葉瑠……おはよ」

「おはよ。なにしてんの?」
ん?キス……チュッ…

「クスッ、起きたばっかりだよ?」
うん!わかってる。

「…二日酔いとかは?なってない?」
俺の頭に手を乗せて心配してくれる。

夕べは少し飲み過ぎたな。
ちょっとだけ頭が重いけど…大丈夫だよ。

葉瑠とこうしてるとすぐ元気になるから。

チュッ…
「キャハッ─こらっ!ダメぇ、くすぐったいぃ…」
首筋に舌を這わすと首を竦めて…クスッって笑う。


葉瑠?─ダメって言いながら、なんで俺の首に腕を回してくんの?

ほんとにやめていいの?
絡めた足を撫でながらキスを繰り返した。

「はぁ、んっ」
キスをやめて顔を覗くと顎を突き出しキスの催促

ほらな?
「なに?もっとって事?」
「…………もっと」クスッ

まったく、可愛い事言ってくれるよ…

昨日俺が先に寝ちゃったから寂しかったの?
身体を密着させて随分甘えてくる。

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