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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第4章 さぁ帰ろう。
「そんなにくっ付いたら我慢出来なくなるぞ」
「頭痛いんじゃないの?大人しく寝てなさい」
「ヤりたいくせに」
「え~違うし、それは鏡也君でしょ?」
俺はヤりたいさ。
抱き付かれてこんなの見せられちゃ──
ほらっこれ!
なんで下着1枚で寝てんの。
キャミソールの胸元を引っ張り中を覗き込んだ。
「エッチ」
「そんな俺が好きなのは誰?」
さぁ誰だろ。
こんな格好で子猫のように丸くなるから谷間が強調されて触りたくもなるだろ?男なんだから…
これじゃ誘ってるとしか思えないよ。
「だって…熱くなちゃったんだもん」
俺にくっ付いて寝てたら熱くなったって…恥ずかしそうに俯いてる。
俺ずっと我慢してたんだぞ、なのに葉瑠がもっとキスしろって言うから──
「だって、したかったんだもん」
「………」あっ~もぅ~!
不意打ちに葉瑠の首筋を舐め上げると首を竦めて固まった。
ペロッ「やぁ~っ、」
「くすぐったいの?」コクン…
耳元の髪を掬い上げ、舌で耳を刺激すると思った通りのいい反応。
ほんと葉瑠は耳弱いのな。
「ダメ…逃げないで」
「ん~ぅん、耳ムリ」でも感じるだろ?
ほらっどう?
頭を固定して舌先でチロチロと搔き回す。
ピチャピチャ─「ぅ、ん……ぁ、あ~」
感じるけど……
葉瑠は首を竦めたままジッと我慢……俺の背中をギュッと掴んでくる。
耳を舐めながら葉瑠の様子を窺ってると…つい笑っちゃう。
「ククッ…葉瑠ぅ、クク」
「な~に?」ごめんなんでもない。
やだなによ!
なんで笑ってるの?私…変だった?