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秘恋~ヒメコイ~
第3章 #2
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次に目を覚ますと、10時を回っていた。
服を着て、重い身体を引きずって寝室を出ると、直輝が窓際で煙草を吸っていた。
「やっと起きたか」
「うん」
「お前、どんだけ寝るんだよ」
煙草の火を消して、冷蔵庫の中からペットボトルを取り出すと、私に「ほら」と渡した。
「夢……見てた」
「夢?」
「……大学生だった頃の夢」
「…………ふっ」
「……………?!」
「お前……しんみり語ってるけど、目の周り真っ黒。パンダみてぇ」
「えっ!」
「お前さ、笑わすなっつーの!」
堪えきれないといった様子で、直輝がゲラゲラ笑い出した。
次に目を覚ますと、10時を回っていた。
服を着て、重い身体を引きずって寝室を出ると、直輝が窓際で煙草を吸っていた。
「やっと起きたか」
「うん」
「お前、どんだけ寝るんだよ」
煙草の火を消して、冷蔵庫の中からペットボトルを取り出すと、私に「ほら」と渡した。
「夢……見てた」
「夢?」
「……大学生だった頃の夢」
「…………ふっ」
「……………?!」
「お前……しんみり語ってるけど、目の周り真っ黒。パンダみてぇ」
「えっ!」
「お前さ、笑わすなっつーの!」
堪えきれないといった様子で、直輝がゲラゲラ笑い出した。