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秘恋~ヒメコイ~
第4章 #3
………好きだから……か。
ホントにコドモだな。
じゃあ、直輝が私に対して悪態つくのも………ってナイナイ!
慌てて頭の中で打ち消す。
家に戻ると、とりあえず2階の直輝の部屋を訪れた。
ノックして、「楓だけど」と一言声をかけた。
だけど、応答はなくて……部屋に入るとベッドで直輝は寝ていた。
そっと近付いて、おでこに手を乗せる。
「あつ………」
早速買ってきた冷えピタをおでこに貼る。
そして部屋を出ると、階段の下から美月ちゃんが心配そうに見上げていた。
「お兄ちゃん眠ってたよ」
「学校から帰ったら、部屋には入るなって言われたから……」
「きっと美月ちゃんに風邪を移したくないんだよ。ね、一緒にご飯作ろ」
「うん♡」
……ホント可愛いな。直輝と全然似てなくて。
ホントにコドモだな。
じゃあ、直輝が私に対して悪態つくのも………ってナイナイ!
慌てて頭の中で打ち消す。
家に戻ると、とりあえず2階の直輝の部屋を訪れた。
ノックして、「楓だけど」と一言声をかけた。
だけど、応答はなくて……部屋に入るとベッドで直輝は寝ていた。
そっと近付いて、おでこに手を乗せる。
「あつ………」
早速買ってきた冷えピタをおでこに貼る。
そして部屋を出ると、階段の下から美月ちゃんが心配そうに見上げていた。
「お兄ちゃん眠ってたよ」
「学校から帰ったら、部屋には入るなって言われたから……」
「きっと美月ちゃんに風邪を移したくないんだよ。ね、一緒にご飯作ろ」
「うん♡」
……ホント可愛いな。直輝と全然似てなくて。