この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘恋~ヒメコイ~
第4章 #3
「おかゆ作るの?」
「野菜と鶏肉が入った雑炊にしようかと思って。私が風邪引いた時は、それ食べるとすぐ治っちゃうの」
「ホント?作ろ、作ろ!」
私たちはキッチンに立って、雑炊を作り始めた。
「………まだいたのか」
しばらくすると、後ろから声がして、私は冷蔵庫から買ってきたポカリを出した。
「ポカリ飲む?」
直輝は喉が渇いていたのか、一気に飲んだ。
「お兄ちゃん、楓ちゃんとご飯作ったんだよ!」
「……………悪い」
直輝は覇気のない声で呟いた。
「食べれる?」
「昨日の夜から食ってないから、腹減った」
「ちょっと待ってて」
私は作った雑炊を器によそった。
「野菜と鶏肉が入った雑炊にしようかと思って。私が風邪引いた時は、それ食べるとすぐ治っちゃうの」
「ホント?作ろ、作ろ!」
私たちはキッチンに立って、雑炊を作り始めた。
「………まだいたのか」
しばらくすると、後ろから声がして、私は冷蔵庫から買ってきたポカリを出した。
「ポカリ飲む?」
直輝は喉が渇いていたのか、一気に飲んだ。
「お兄ちゃん、楓ちゃんとご飯作ったんだよ!」
「……………悪い」
直輝は覇気のない声で呟いた。
「食べれる?」
「昨日の夜から食ってないから、腹減った」
「ちょっと待ってて」
私は作った雑炊を器によそった。