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秘恋~ヒメコイ~
第4章 #3
「それ食べて薬飲んで、一晩寝たらきっとよくなるよ。美味しい?」
「……不味くはない」
「美味しいって!楓ちゃん!」
美月ちゃんが嬉しそうに笑う。
「ふふっ」
完全に見破られてるし!
結局、直輝は私と美月ちゃんが作った雑炊を残さず食べた。
「汗かいたからシャワー浴びてくる」
「じゃあ私片付けたら帰るから」
「………リンゴ」
「え?」
「それ後で食べるから皮剥いて。それから美月。お前ピアノの時間だぞ。帰りは母さんが迎えに行くから待ってろよ」
そう言って直輝はリビングを出て行った。
「私、ピアノ行かなきゃいけないんだ!楓ちゃん、ありがとう。また遊びに来てくれる?」
「………うん」
美月ちゃんは「約束ね!」と出掛けて行った。
「……不味くはない」
「美味しいって!楓ちゃん!」
美月ちゃんが嬉しそうに笑う。
「ふふっ」
完全に見破られてるし!
結局、直輝は私と美月ちゃんが作った雑炊を残さず食べた。
「汗かいたからシャワー浴びてくる」
「じゃあ私片付けたら帰るから」
「………リンゴ」
「え?」
「それ後で食べるから皮剥いて。それから美月。お前ピアノの時間だぞ。帰りは母さんが迎えに行くから待ってろよ」
そう言って直輝はリビングを出て行った。
「私、ピアノ行かなきゃいけないんだ!楓ちゃん、ありがとう。また遊びに来てくれる?」
「………うん」
美月ちゃんは「約束ね!」と出掛けて行った。