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秘恋~ヒメコイ~
第4章 #3
内心吹き出してしまいそうなのを堪えて、私は髪を乾かした。


短いからすぐに乾いて、ドライヤーのコードを巻き付けていると直輝が振り返った。



思いの外、近い距離に心臓が高鳴る。



「お前……まだこんなもんつけてんの?似合わないって言わなかったっけ?」

直輝の指が、唇に触れた。


「に、似合わなくて悪かったわね!でも圭吾と祐介は似合うって言ってくれたもん。多数決じゃ似合うってことになってんの!」

射抜くように見つめられて、胸が苦しくなる。


「大体……何で直輝に言われたからってやめなきゃいけないわけ?」

私は小声で言って目を逸らした。


「何もしない方がお前らしいと思うけどな。それに……」

「………それに?」

直輝が私の顎を持ち上げた。



「キスが不味い」
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