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秘恋~ヒメコイ~
第4章 #3
翌日、私は熱を出した。
雨に打たれたからなのか、直輝の風邪が移ったのかは分からなかったけど……。
熱にうかされながら、私はその日ハッキリと自覚したの。
直輝が好きだって ──。
翌日、真帆と柚希がお見舞いに来てくれた。
「ほい、ゼリー♡」
「ありがとう」
柚希から受け取ったのは、お気に入りのスイーツ屋さんのゼリー。
「昨日、直輝のところ行ったんでしょ?」
「あ~……うん。携帯届けにね。そしたら帰りに雨に降られちゃって風邪引いたみたい。直輝……今日は来てた?」
「うん」
……そっか。風邪、治ったのか。
「ね、ゼリー食べよ。柚希と真帆どれがいい?………真帆どーした?」
雨に打たれたからなのか、直輝の風邪が移ったのかは分からなかったけど……。
熱にうかされながら、私はその日ハッキリと自覚したの。
直輝が好きだって ──。
翌日、真帆と柚希がお見舞いに来てくれた。
「ほい、ゼリー♡」
「ありがとう」
柚希から受け取ったのは、お気に入りのスイーツ屋さんのゼリー。
「昨日、直輝のところ行ったんでしょ?」
「あ~……うん。携帯届けにね。そしたら帰りに雨に降られちゃって風邪引いたみたい。直輝……今日は来てた?」
「うん」
……そっか。風邪、治ったのか。
「ね、ゼリー食べよ。柚希と真帆どれがいい?………真帆どーした?」