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秘恋~ヒメコイ~
第2章 #1






「……………」

目を開けると、私は知らない部屋にいた ──。

頭痛い……。ていうか、ここどこ……。



二次会の途中からの記憶はない……。



忘れてた。直輝はお酒が強いこと。

私も歳を重ねるにつれて、お酒には強くなったつもりだったけど……。


……どういう経緯でここに来たのか、そしてここがどこなのかさっぱり分からない。



そして、何よりワケが分からないのは……


私は服を身につけていない。

かろうじて下着はつけてるけど、自分で脱いだ記憶はない。




── 嫌な予感がする。

その時、ガチャっとドアが開く音がした。
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