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秘恋~ヒメコイ~
第2章 #1
「やっと起きたか。酔っ払い」
そこには不機嫌極まりない顔の直輝が立っていた。
私は慌てて毛布を手繰り寄せ、身体を隠した。
「言っとくけど、俺が脱がせたんじゃねぇから。お前が勝手に脱いで、勝手に俺のベッドで寝たんだからな」
直輝からペットボトルを受け取る。
「………ごめん。記憶ない」
「お前、相変わらずだな。 酒癖悪すぎ」
意地悪な笑みを浮かべて、直輝がベッドに乗った。
思わず身構える私に「何もしねーよ。いいからもう少し寝てろ。明日休みだろ?」と部屋を出て行った。
バカバカ!私の大バカ!
よりによって、直輝に迷惑かけちゃうなんて……。
私は横になり、毛布を顔の半分まで被った。
……2回目だ。お酒がらみで直輝に迷惑かけるのは。
心に仕舞っていた思い出が蘇ってくる。
私はぎゅっと目を閉じた。
そう………あれは ──。
そこには不機嫌極まりない顔の直輝が立っていた。
私は慌てて毛布を手繰り寄せ、身体を隠した。
「言っとくけど、俺が脱がせたんじゃねぇから。お前が勝手に脱いで、勝手に俺のベッドで寝たんだからな」
直輝からペットボトルを受け取る。
「………ごめん。記憶ない」
「お前、相変わらずだな。 酒癖悪すぎ」
意地悪な笑みを浮かべて、直輝がベッドに乗った。
思わず身構える私に「何もしねーよ。いいからもう少し寝てろ。明日休みだろ?」と部屋を出て行った。
バカバカ!私の大バカ!
よりによって、直輝に迷惑かけちゃうなんて……。
私は横になり、毛布を顔の半分まで被った。
……2回目だ。お酒がらみで直輝に迷惑かけるのは。
心に仕舞っていた思い出が蘇ってくる。
私はぎゅっと目を閉じた。
そう………あれは ──。