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秘恋~ヒメコイ~
第2章 #1
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大学4年の春。
柚希がバイト先の人たちに飲み会を開いて欲しいと頼まれて、私と真帆も人数合わせで付き合うことになった。
私はその日、生まれて初めてメイクをした。
周りの女の子たちは、大学生ともなれば綺麗にメイクをしている。
だけど私は……168cmという身長と短い髪がコンプレックスで……女の子らしくすることを躊躇していた。
渋る私にメイクを施してくれたのは、柚希。
「楓、すごく綺麗だよ!」
真帆がキラキラとした瞳で言った。
「真帆もそう思う?楓はさ、素材はいいんだよ」
鏡に映った自分は、確かにいつもとは違って見えた。
そして、メイク効果なのか、柚希のバイト先の人たちは私をちゃんと ” 女の子 ” として扱ってくれた。
それだけのことで浮かれて、飲み過ぎてしまった。
大学4年の春。
柚希がバイト先の人たちに飲み会を開いて欲しいと頼まれて、私と真帆も人数合わせで付き合うことになった。
私はその日、生まれて初めてメイクをした。
周りの女の子たちは、大学生ともなれば綺麗にメイクをしている。
だけど私は……168cmという身長と短い髪がコンプレックスで……女の子らしくすることを躊躇していた。
渋る私にメイクを施してくれたのは、柚希。
「楓、すごく綺麗だよ!」
真帆がキラキラとした瞳で言った。
「真帆もそう思う?楓はさ、素材はいいんだよ」
鏡に映った自分は、確かにいつもとは違って見えた。
そして、メイク効果なのか、柚希のバイト先の人たちは私をちゃんと ” 女の子 ” として扱ってくれた。
それだけのことで浮かれて、飲み過ぎてしまった。