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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
それから少しした時、ゆっくりと離れた2人。大きな木の麓で座り、肩を抱いたまま話をしていた。
「カロン?今夜、部屋来れる?」
「….///バカ…」
「…何想像してるの?…ん?」
「…ッ…ふぇ?」
「渡したい物があるから呼んでるだけだけど?」
「渡したい…物?」
きょとんとした目でルーペントを見つめたカロン。その相手を優しい眼差しで見つめ返したまま、続けるルーペント。
「今日誕生日だろ。だから簡単だけどお祝いしよう?」
「…え?良いの?」
「いいも何も、カロンの大切な日を一緒に過ごしたいって思うの、悪いこと?」
「…ありがと…」
そう答えると、カロンはルーペントの手に重ね、そっと指を絡めていた。
「カロン?今夜、部屋来れる?」
「….///バカ…」
「…何想像してるの?…ん?」
「…ッ…ふぇ?」
「渡したい物があるから呼んでるだけだけど?」
「渡したい…物?」
きょとんとした目でルーペントを見つめたカロン。その相手を優しい眼差しで見つめ返したまま、続けるルーペント。
「今日誕生日だろ。だから簡単だけどお祝いしよう?」
「…え?良いの?」
「いいも何も、カロンの大切な日を一緒に過ごしたいって思うの、悪いこと?」
「…ありがと…」
そう答えると、カロンはルーペントの手に重ね、そっと指を絡めていた。