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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
そんな時だった。ルーペントの動きがぴたりと止まった。
「アッ…ン…ハァハァ…ッ…ループ?」
「悪い…ハァ…」
悔しそうにも、名残惜しそうにもとれるような表情を見せながら、そっと体をカロンの上からゆっくりと、退かした。
「ループ?」
「何でこんな時に来るんだよ…」
そうブツブツと呟きながらルーペントはシャツを羽織る。そっとシーツを手繰り寄せながらそっと背中に触れたカロン。
「カロン?悪い、少し待ってて」
「何?…ぇ?…」
「たく…」
少しずつ機嫌が悪くなっていくルーペント。それもその筈、直ぐにカロンも理由は解った。
コンコンコン…
「…ッ」
「ハァ…」
ベッドから憂鬱そうに立ち上がるとルーペントは扉に向かい、少しだけあけた。
「アッ…ン…ハァハァ…ッ…ループ?」
「悪い…ハァ…」
悔しそうにも、名残惜しそうにもとれるような表情を見せながら、そっと体をカロンの上からゆっくりと、退かした。
「ループ?」
「何でこんな時に来るんだよ…」
そうブツブツと呟きながらルーペントはシャツを羽織る。そっとシーツを手繰り寄せながらそっと背中に触れたカロン。
「カロン?悪い、少し待ってて」
「何?…ぇ?…」
「たく…」
少しずつ機嫌が悪くなっていくルーペント。それもその筈、直ぐにカロンも理由は解った。
コンコンコン…
「…ッ」
「ハァ…」
ベッドから憂鬱そうに立ち上がるとルーペントは扉に向かい、少しだけあけた。