この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「カロン?」
「バカ!…ループのバカ!」
「…」
胸元をドンドンと叩きながら、時期にぎゅっとシャツを握りしめ胸元に顔を埋めた。そのカロンの目からは涙が止まらず床に落ちていく。
「好きだって…愛してるって言ったじゃない!
ずっと、一緒にいるって言ってくれたばかりじゃない!それなのに…それなのに何でカルマの方に行けって言うのよ!」
「カロン…」
「私嬉しかったのよ!属性なんて関係ないって言ってくれて…誰に背いても、あらがっても守るって言ってくれたのは口先だけなの!?」
「カロン…ッ!」
「それなら…!だったらあんな事言わないでよ…!」
言い切ったと、吐き出しきった後にカロンは床に崩れ落ちて座り込んだ。
「…お願い…1人にしないで…」
「バカ!…ループのバカ!」
「…」
胸元をドンドンと叩きながら、時期にぎゅっとシャツを握りしめ胸元に顔を埋めた。そのカロンの目からは涙が止まらず床に落ちていく。
「好きだって…愛してるって言ったじゃない!
ずっと、一緒にいるって言ってくれたばかりじゃない!それなのに…それなのに何でカルマの方に行けって言うのよ!」
「カロン…」
「私嬉しかったのよ!属性なんて関係ないって言ってくれて…誰に背いても、あらがっても守るって言ってくれたのは口先だけなの!?」
「カロン…ッ!」
「それなら…!だったらあんな事言わないでよ…!」
言い切ったと、吐き出しきった後にカロンは床に崩れ落ちて座り込んだ。
「…お願い…1人にしないで…」