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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「ヌエバ属性、アリアス・ルーペント。何故今、ここに呼ばれているか、その理由は解るか?」
「さて。なぜでしょうね。」
「とぼけるな!」
「落ち着きなさい。サトゥルノ。単刀直入に言おうか。罪状は【禁忌】ここまで言えば解るか?」
「…あぁ、カロンとの関係のことですか、それで呼ばれたんですね。」
「左様だ。」
そうして手駒とする材料を次々と出してくる主達。全てを提示し尽くした後に、ルーペントの顔を見つめた主達は、ほとんどがドキリと胸を高ぶらせた。
「…何を笑っておる。…何がおかしいのだ?」
「…いぇ。何も解っておられない、節穴でございますか?」
「お前!!」
ルーペントの放った一言で、椅子から立ち上がる主もいれば、遣いとしてきていた数名の人もいきなりルーペントを取り押さえた。
「さて。なぜでしょうね。」
「とぼけるな!」
「落ち着きなさい。サトゥルノ。単刀直入に言おうか。罪状は【禁忌】ここまで言えば解るか?」
「…あぁ、カロンとの関係のことですか、それで呼ばれたんですね。」
「左様だ。」
そうして手駒とする材料を次々と出してくる主達。全てを提示し尽くした後に、ルーペントの顔を見つめた主達は、ほとんどがドキリと胸を高ぶらせた。
「…何を笑っておる。…何がおかしいのだ?」
「…いぇ。何も解っておられない、節穴でございますか?」
「お前!!」
ルーペントの放った一言で、椅子から立ち上がる主もいれば、遣いとしてきていた数名の人もいきなりルーペントを取り押さえた。