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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
肩を掴みながらカロンの体を引き離すルーペント。そんな様子を見た主達は、『してやったり』な表情を浮かべていた。
「…それみたことか。やはりこれは重罪ですよ!」
「ましてや、相反する属性同士の恋愛など許されはしない!」
「許すことは出来ません!」
そう口々に言い放つ主達。そんな主達なあ言葉と、ルーペントの行動。全てを加味し、見つめた上でエスペラントは言葉を発した。
「アリアス・ルーペント、君の評価はヌエバから聞いておる。しかし、君はヌエバの申し出を断っているそうだな。」
「はい。」
「次期候補選抜にまて、時間も迫っている中、他の選出者は見つかるまい。ヌエバを継承しろ。」
「エスペラント様!」
「継承しなさい。」
それが何を意味するかは誰もが解っていた。
「…それみたことか。やはりこれは重罪ですよ!」
「ましてや、相反する属性同士の恋愛など許されはしない!」
「許すことは出来ません!」
そう口々に言い放つ主達。そんな主達なあ言葉と、ルーペントの行動。全てを加味し、見つめた上でエスペラントは言葉を発した。
「アリアス・ルーペント、君の評価はヌエバから聞いておる。しかし、君はヌエバの申し出を断っているそうだな。」
「はい。」
「次期候補選抜にまて、時間も迫っている中、他の選出者は見つかるまい。ヌエバを継承しろ。」
「エスペラント様!」
「継承しなさい。」
それが何を意味するかは誰もが解っていた。