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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「…ッ」
「彼は、アリアスは存在が消される。つまりは消滅だ。」
「…そんな…」
「消滅などどうでもいい。」
「それは拒否をすると言うことか?」
「…フッ…クスクス…」
ルーペントは小さく笑っていた。そんなルー弁とを見つめたままエスペラントは答えを待った。
「俺は、消滅を選ぶ。」
「ループ!」
「…カロン、今まで済まなかったな。」
「嫌…そんな、…嫌だぁ!」
「…地下に連れて行け。明日、もう一度聞く。」
そうして、執行は翌日に回された。カロンは引き離され、ルーペントには足枷と手枷を填められた。
その日の夜、ヌエバがルーペントの元にやってきた。
「ルーペント、失礼するよ。」
「ヌエバ様…」
鉄格子越しにヌエバは話し始めた。
「彼は、アリアスは存在が消される。つまりは消滅だ。」
「…そんな…」
「消滅などどうでもいい。」
「それは拒否をすると言うことか?」
「…フッ…クスクス…」
ルーペントは小さく笑っていた。そんなルー弁とを見つめたままエスペラントは答えを待った。
「俺は、消滅を選ぶ。」
「ループ!」
「…カロン、今まで済まなかったな。」
「嫌…そんな、…嫌だぁ!」
「…地下に連れて行け。明日、もう一度聞く。」
そうして、執行は翌日に回された。カロンは引き離され、ルーペントには足枷と手枷を填められた。
その日の夜、ヌエバがルーペントの元にやってきた。
「ルーペント、失礼するよ。」
「ヌエバ様…」
鉄格子越しにヌエバは話し始めた。