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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「それほど、愛おしいか?」
「…ヌエバ様?」
「聞くところによれば、相手はジェーナ側の人間らしいが?」
「…ッ」
口を閉ざしたルーペント。そのルーペントに対してヌエバは優しい笑みを見せながら続けた。
「気にするな。ここだけは監視が甘い。入り口以外はな?独房なんて久しぶりに入ったな。」
「過去に入ったことが?」
「ハハ。それはさておき、さっきの私の質問を答えてもらおうか?」
「愛しいかって?クス…俺は、カロンが居なくちゃ生けない。失うくらいなら俺は消滅を受け入れる。」
「…なるほどな。君の友人から聞いたことは間違っていなかったな。」
「友人…?カルマ…ですか?」
「隠す必要はないな。そうだ、彼だよ。間違いない。聞いたんだ。」
「耳広いですね。」
「…ヌエバ様?」
「聞くところによれば、相手はジェーナ側の人間らしいが?」
「…ッ」
口を閉ざしたルーペント。そのルーペントに対してヌエバは優しい笑みを見せながら続けた。
「気にするな。ここだけは監視が甘い。入り口以外はな?独房なんて久しぶりに入ったな。」
「過去に入ったことが?」
「ハハ。それはさておき、さっきの私の質問を答えてもらおうか?」
「愛しいかって?クス…俺は、カロンが居なくちゃ生けない。失うくらいなら俺は消滅を受け入れる。」
「…なるほどな。君の友人から聞いたことは間違っていなかったな。」
「友人…?カルマ…ですか?」
「隠す必要はないな。そうだ、彼だよ。間違いない。聞いたんだ。」
「耳広いですね。」