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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「…ッ」
「…ルーペント、私はお前がどの道を選ぼうと、お前が信じた道だというならば、最後まで守ろう。それが例え、禁忌の道であったとしても。何れは変えなくては先に進めない道でもあるのだらから。」
そういうと、ゆっくりと立ち上がり格子の隙間から手を入れ優しく頭を撫でていった。
この日の生誕祭には、当然の事ながらルーペントは出ることはなかった。
次の日になると朝一からルーペントの会議は始まった。言い分は様々。追放の道、全てを消滅させようと言う道。本当に様々だった。
「…さて、気持ちは変わったか?それとも変わらんか?」
「…」
「答えろ、どうだ?」
「俺は、ヌエバの地位を承けます。」
「…!」
会場内は一気にざわついた。
「…ルーペント、私はお前がどの道を選ぼうと、お前が信じた道だというならば、最後まで守ろう。それが例え、禁忌の道であったとしても。何れは変えなくては先に進めない道でもあるのだらから。」
そういうと、ゆっくりと立ち上がり格子の隙間から手を入れ優しく頭を撫でていった。
この日の生誕祭には、当然の事ながらルーペントは出ることはなかった。
次の日になると朝一からルーペントの会議は始まった。言い分は様々。追放の道、全てを消滅させようと言う道。本当に様々だった。
「…さて、気持ちは変わったか?それとも変わらんか?」
「…」
「答えろ、どうだ?」
「俺は、ヌエバの地位を承けます。」
「…!」
会場内は一気にざわついた。