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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
言葉を失った主達。その少しの合間にジェーナの後ろからカロンが顔を出した。
「…ッカロン…」
「ルー…プ」
一歩一歩、ゆっくり歩み出すと一気に走り出して、ルーペントの腕に飛び込んでいった。そんなカロンを抱き留めたものの、びっくりした表情のルーペント。
「バカ!何してんの!」
「1人で…何決めてんのよ!バカ!」
「…ッ!」
そうしてぎゅっと腕を回したまま離れようとしなかったカロン。そんなカロンに対してふっと笑いながらも、頭を撫でた。
「カロン…バカだな…もう戻れなくなるぞ?」
「…いいよ…」
「…クス…」
小さく笑うとカロンの顎を持ち上げると主達が揃う中にもかかわらずルーペントは唇を重ねた。
その途端に辺りは一気にざわついた。
「…ッカロン…」
「ルー…プ」
一歩一歩、ゆっくり歩み出すと一気に走り出して、ルーペントの腕に飛び込んでいった。そんなカロンを抱き留めたものの、びっくりした表情のルーペント。
「バカ!何してんの!」
「1人で…何決めてんのよ!バカ!」
「…ッ!」
そうしてぎゅっと腕を回したまま離れようとしなかったカロン。そんなカロンに対してふっと笑いながらも、頭を撫でた。
「カロン…バカだな…もう戻れなくなるぞ?」
「…いいよ…」
「…クス…」
小さく笑うとカロンの顎を持ち上げると主達が揃う中にもかかわらずルーペントは唇を重ねた。
その途端に辺りは一気にざわついた。