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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「離れなさい!!」
「…ッン…」
頭を抱えるヌエバとジェーナ。しかし止めようとはしなかった。
ゆっくりと離れると2人は見つめ合うとクスリと笑い合った。
「…アリアス・ルーペント、今後はどうするつもりだ。」
「その問いには私が答えましょうか。」
そういうのはヌエバだった。その少し後ろからジェーナも立っていた。
「早き方が良いかと思ってね。明日にでも後継式を行おうかと思っているのだが?」
「それはさすがに早くないか!?」
「ほぅ、だという理由は何だ。その先延ばしにする間にルーペントを葬ろうとしているのだろうが、そうはさせんよ。」
「それと同時にこちらの手続きも承認していただきたいのですが?」
そう切り出したのは、ジェーナだった。
「…ッン…」
頭を抱えるヌエバとジェーナ。しかし止めようとはしなかった。
ゆっくりと離れると2人は見つめ合うとクスリと笑い合った。
「…アリアス・ルーペント、今後はどうするつもりだ。」
「その問いには私が答えましょうか。」
そういうのはヌエバだった。その少し後ろからジェーナも立っていた。
「早き方が良いかと思ってね。明日にでも後継式を行おうかと思っているのだが?」
「それはさすがに早くないか!?」
「ほぅ、だという理由は何だ。その先延ばしにする間にルーペントを葬ろうとしているのだろうが、そうはさせんよ。」
「それと同時にこちらの手続きも承認していただきたいのですが?」
そう切り出したのは、ジェーナだった。