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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「私は常に本気だが?だから言ったではないか。最後まで話しきっていないと。」
ルーペントとカロンは顔を見合わせた。
反対が多い中、エスペラントの言葉には逆らうことは出来ない。
「ヌエバとジェーナの結婚など!禁忌でございます!」
「それに、そんな事許されません!」
「私が許そう。」
「暴動が起きます!」
「世の中を壊すおつもりでございますか!?」
「壊すなど言っているつもりなど無い。」
「しかし!」
「頭の堅い奴め。…ならば1年、いや、5年。肌を交わすことなく、ただ、それぞれ任務を確実に遂行し、問題がなければ良いな?」
「それでも!」
「諄い!今ここに決定す!」
その一声で全ては決まった。カロンは常に、人間界にて身を置き、ルーペントは自身の世界と人間界を繋ぐ役割を担うことになった。
ルーペントとカロンは顔を見合わせた。
反対が多い中、エスペラントの言葉には逆らうことは出来ない。
「ヌエバとジェーナの結婚など!禁忌でございます!」
「それに、そんな事許されません!」
「私が許そう。」
「暴動が起きます!」
「世の中を壊すおつもりでございますか!?」
「壊すなど言っているつもりなど無い。」
「しかし!」
「頭の堅い奴め。…ならば1年、いや、5年。肌を交わすことなく、ただ、それぞれ任務を確実に遂行し、問題がなければ良いな?」
「それでも!」
「諄い!今ここに決定す!」
その一声で全ては決まった。カロンは常に、人間界にて身を置き、ルーペントは自身の世界と人間界を繋ぐ役割を担うことになった。