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イタズラな満月(フルムーン)
第10章 7th moon…偽りの心
事務所に入り、貼り出されている場所をみる。シフトは貼ってあった。…しかし。
『あれ…久我君の名前がない。』
『どういう事だ?』
『解んない…どうしたんだろう。』
『…チ…』
書き直されたわけでもなく、初めから組み込まれていない。つまりは辞めた可能性が高い。
『何で?』
『だったら本人に直接聞くか。』
『そんな事言ったって…』
『オレが見つけだす』
『甘えてばっか居られないよ』
『それもオレの仕事。バディやとしてのな。』
そう言うと机の上からピョンッと飛び降りるユト。そのまま、少し立ち尽くしているとバイト先の女の子達の声が聞こえてきた。
「久我さん突然辞めるなんてねぇ!」
「ほんとほんと!」
「聞いた所さ!なんか、慌ててたって!」
『あれ…久我君の名前がない。』
『どういう事だ?』
『解んない…どうしたんだろう。』
『…チ…』
書き直されたわけでもなく、初めから組み込まれていない。つまりは辞めた可能性が高い。
『何で?』
『だったら本人に直接聞くか。』
『そんな事言ったって…』
『オレが見つけだす』
『甘えてばっか居られないよ』
『それもオレの仕事。バディやとしてのな。』
そう言うと机の上からピョンッと飛び降りるユト。そのまま、少し立ち尽くしているとバイト先の女の子達の声が聞こえてきた。
「久我さん突然辞めるなんてねぇ!」
「ほんとほんと!」
「聞いた所さ!なんか、慌ててたって!」