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イタズラな満月(フルムーン)
第11章 8th moon…温もり
そんな雅の手をそっと取ると、ユトは優しく微笑んだ。そのまま、雅の頬を包み込むと優しく体を離して話し始めた。
「ちょっと待ってろ。な?」
「ユト?」
「…クス…」
小さく笑うと、ユトは部屋を出てジェーナを呼んできた。少し呆れ顔のジェーナ。涙を拭い、雅は顔を上げた。
「…ジェーナに話がある。」
「ハァ、戻るんだろう?」
「あぁ。その間、アリスのこと頼んで良いか?」
「それって…ユト?」
「一旦オレ、地元に帰る。その間、2日か3日は留守にするけど。」
「ユト…」
「その為にはバディの了承と、ジェーナの了承と…両方が必要になるんだよ。だから…今ジェーナ呼んだんだ。アリスにも聞いて貰う必要もあるし。」
「やっぱり…」
「ちょっと待ってろ。な?」
「ユト?」
「…クス…」
小さく笑うと、ユトは部屋を出てジェーナを呼んできた。少し呆れ顔のジェーナ。涙を拭い、雅は顔を上げた。
「…ジェーナに話がある。」
「ハァ、戻るんだろう?」
「あぁ。その間、アリスのこと頼んで良いか?」
「それって…ユト?」
「一旦オレ、地元に帰る。その間、2日か3日は留守にするけど。」
「ユト…」
「その為にはバディの了承と、ジェーナの了承と…両方が必要になるんだよ。だから…今ジェーナ呼んだんだ。アリスにも聞いて貰う必要もあるし。」
「やっぱり…」