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イタズラな満月(フルムーン)
第12章 special moon2…星空の記憶
「ジェーナ様に近い存在や、ヌエバ様に近い存在とか…色々あるけど、……それでも完全な相反する存在になるなんて…考えられないよ!」
「…ッごめんな。」
そう呟くと、背中に腕を回していたユトの右手はそっとジュノの涙を拭った。
「泣くなよ…クス…」
「だって…」
「好きだよ…」
そう言うと優しくキスを交わした…
それから一週間の時間は目まぐるしく早いスピードで過ぎていった。
「緊張する…」
「…ほら、行くぞ?」
張り出される正面玄関の前には人だかりが出来始めていた。
「クラマは?あった?」
「おう、あったよ」
「オレも。」
「ジェーナトップかぁ…」
「面倒だなぁ…」
しかし笑い合っていた2人の横で、どんどんと顔が曇っていくジュノ。
「…ッごめんな。」
そう呟くと、背中に腕を回していたユトの右手はそっとジュノの涙を拭った。
「泣くなよ…クス…」
「だって…」
「好きだよ…」
そう言うと優しくキスを交わした…
それから一週間の時間は目まぐるしく早いスピードで過ぎていった。
「緊張する…」
「…ほら、行くぞ?」
張り出される正面玄関の前には人だかりが出来始めていた。
「クラマは?あった?」
「おう、あったよ」
「オレも。」
「ジェーナトップかぁ…」
「面倒だなぁ…」
しかし笑い合っていた2人の横で、どんどんと顔が曇っていくジュノ。