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イタズラな満月(フルムーン)
第12章 special moon2…星空の記憶
「ジュノは?どこだった?」
「……」
「…?」
「メルクーリオ?ベーヌス?」
「…違う…」
泣きそうに名前を探すジュノ。聞き続けるユトは頭をぽんっと撫でている。
「どこ?」
「あと、…見てないのひとつしかなくて…そこにあるか、落第か…どっちかだよ…」
それを聞いたクラマは察しが付いたのか、ヌエバを見つめだした。
「ジュノ?落第じゃない…」
「……ッ」
「クラマ?」
「運命だよ…仕方ない…」
「仕方ないで…!済まさないでよぅ…なんで…私……」
「…ハァ…」
ユトは探すまでもなく、ヌエバの一覧をみた。すぐに見つかったジュノの名前にため息を吐いた。
「ジュノ…」
「ユト…本当に…意地悪だね…」
「ジュノがヌエバになってもオレは好きだよ?」
「……」
「…?」
「メルクーリオ?ベーヌス?」
「…違う…」
泣きそうに名前を探すジュノ。聞き続けるユトは頭をぽんっと撫でている。
「どこ?」
「あと、…見てないのひとつしかなくて…そこにあるか、落第か…どっちかだよ…」
それを聞いたクラマは察しが付いたのか、ヌエバを見つめだした。
「ジュノ?落第じゃない…」
「……ッ」
「クラマ?」
「運命だよ…仕方ない…」
「仕方ないで…!済まさないでよぅ…なんで…私……」
「…ハァ…」
ユトは探すまでもなく、ヌエバの一覧をみた。すぐに見つかったジュノの名前にため息を吐いた。
「ジュノ…」
「ユト…本当に…意地悪だね…」
「ジュノがヌエバになってもオレは好きだよ?」