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イタズラな満月(フルムーン)
第3章 1st moon…ユトとの契約
「今のこの状態も私にしたら、かなりな非現実だけど…」
「うっせぇなぁ。単刀直入に言うぞ?」
「はい…」
じっと、イスに座る雅と、ベッドにちょこんと座るユト。互いに目を反らすことなく話を続ける。
「キス」
「へっ?」
「好きな奴、居んだろ?そいつにキスして貰うこと。」
「無理だよ!!」
「無理なんて初めっから決めつけんなよ」
「だって…」
仕事以外には話もろくに出来ない。それなのにキスなんて…
「ぐだぐだ考えてんなよ」
「え…?」
「何でか、解るんだよね。心の声が、聞こえてくるんだよ。」
そう言いながらユトはそっと、ゆっくりと話し始めた。
「今から話すこと、すぐには理解できないだろうけど。」
「ん…」
「うっせぇなぁ。単刀直入に言うぞ?」
「はい…」
じっと、イスに座る雅と、ベッドにちょこんと座るユト。互いに目を反らすことなく話を続ける。
「キス」
「へっ?」
「好きな奴、居んだろ?そいつにキスして貰うこと。」
「無理だよ!!」
「無理なんて初めっから決めつけんなよ」
「だって…」
仕事以外には話もろくに出来ない。それなのにキスなんて…
「ぐだぐだ考えてんなよ」
「え…?」
「何でか、解るんだよね。心の声が、聞こえてくるんだよ。」
そう言いながらユトはそっと、ゆっくりと話し始めた。
「今から話すこと、すぐには理解できないだろうけど。」
「ん…」