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イタズラな満月(フルムーン)
第12章 special moon2…星空の記憶
「すごく噂になってたよ?」
「なにが?」
「ユトのこと。かっこいいって…」
「しらねぇし。」
クスクス笑い合い、ジュノがユトの首に腕を回す中、ユトがジュノの腰に腕を回す。
その次の瞬間だった。
「そこにいるのは誰だ!」
ライトアップと同時に、警備の人々が数人、2人を取り囲むべく走り寄ってきた。
動くことが出来ないまま、瞬間的に震え出すジュノを守るようにユトが前に立った。
「こいっ!」
「どこの者だ!」
捕まり、2人は引き離された。
「やめろ!彼女は悪くない!」
「うるさい!黙れ!」
「離せよ!待て!」
その騒ぎを聞きつけたのか、会場内に居た人たちも窓から顔を出したり、外に出てきたりと野次馬が現れた。
「なにが?」
「ユトのこと。かっこいいって…」
「しらねぇし。」
クスクス笑い合い、ジュノがユトの首に腕を回す中、ユトがジュノの腰に腕を回す。
その次の瞬間だった。
「そこにいるのは誰だ!」
ライトアップと同時に、警備の人々が数人、2人を取り囲むべく走り寄ってきた。
動くことが出来ないまま、瞬間的に震え出すジュノを守るようにユトが前に立った。
「こいっ!」
「どこの者だ!」
捕まり、2人は引き離された。
「やめろ!彼女は悪くない!」
「うるさい!黙れ!」
「離せよ!待て!」
その騒ぎを聞きつけたのか、会場内に居た人たちも窓から顔を出したり、外に出てきたりと野次馬が現れた。