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イタズラな満月(フルムーン)
第13章 9th moon…消えた絆
そう言うと、雅は小さく笑った。
「こうなってみて、初めて知った事たくさんあって。それも全部ユトが教えてくれた。それに、私…未だ存在して良いって言ってくれた人待つ事なんて苦じゃないよ。」
そう答える雅を、ジェーナは目を細めて近寄ると隣に座る。
「あの子が何をアリスに伝えて、どう接してきたかは解らないけど。あの子も成長したって事だね。」
「そう?…なの?」
「あぁ。昔はとんだやんちゃな…ッッ」
その時だった。ジェーナは言葉を失うと同時に眉間にしわを寄せて目つき、顔つきが険しくなった。
「ジェーナ?」
「……ッ」
「どうしたの?何かあった?」
「…いや、なんでもないよ。すまなかったね…さて、なんか飲むかい?」
そう言い立ち上がった。
「こうなってみて、初めて知った事たくさんあって。それも全部ユトが教えてくれた。それに、私…未だ存在して良いって言ってくれた人待つ事なんて苦じゃないよ。」
そう答える雅を、ジェーナは目を細めて近寄ると隣に座る。
「あの子が何をアリスに伝えて、どう接してきたかは解らないけど。あの子も成長したって事だね。」
「そう?…なの?」
「あぁ。昔はとんだやんちゃな…ッッ」
その時だった。ジェーナは言葉を失うと同時に眉間にしわを寄せて目つき、顔つきが険しくなった。
「ジェーナ?」
「……ッ」
「どうしたの?何かあった?」
「…いや、なんでもないよ。すまなかったね…さて、なんか飲むかい?」
そう言い立ち上がった。