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イタズラな満月(フルムーン)
第13章 9th moon…消えた絆
「何だ、騒々しい、何があったのだ?」
「申し上げます…ヌエバ族の者の一名が、運命の塔より身を投げようと…」
「ヌエバは…どうしておるのだ?」
「ヌエバ様も、友の一人も説得に乗り出してはいるのですが。…」
「友とな。」
「マルテ族の者らしいのですが…」
その言葉を聞いたユトは入ってきた者の方を振り返った。
「あの…その運命の塔にいるのって…」
「何だ、君は…」
「教えてくれ!女の子…じゃないよな?!違うよな!」
「小柄な女の…」
「そのマルテ族って!赤髪じゃ…無いよな!」
「知り合いか?」
その言葉を聞いたユトは胸が一瞬にして高鳴り、自身から赴いていたことを忘れたかのようにエスパシオの部屋を飛び出した。
「違っていてくれ…頼む…」
「申し上げます…ヌエバ族の者の一名が、運命の塔より身を投げようと…」
「ヌエバは…どうしておるのだ?」
「ヌエバ様も、友の一人も説得に乗り出してはいるのですが。…」
「友とな。」
「マルテ族の者らしいのですが…」
その言葉を聞いたユトは入ってきた者の方を振り返った。
「あの…その運命の塔にいるのって…」
「何だ、君は…」
「教えてくれ!女の子…じゃないよな?!違うよな!」
「小柄な女の…」
「そのマルテ族って!赤髪じゃ…無いよな!」
「知り合いか?」
その言葉を聞いたユトは胸が一瞬にして高鳴り、自身から赴いていたことを忘れたかのようにエスパシオの部屋を飛び出した。
「違っていてくれ…頼む…」