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イタズラな満月(フルムーン)
第13章 9th moon…消えた絆
エスパシオは、飛び降りたのがジュノであり、タイミングがユトが戻ってきてただの2日しか経っていないという事。すべて見通し、結論付けた。
「ユト。この二人の前で、あの事があっても…昨日から私に言ってきていること。…まだ、言えるか?」
「……ッ」
「エスパシオ様。…彼も友を亡くしたばかりです。今しばらくご決断にお時間をいただけないでしょうか?」
「して、猶予はないのであろう?」
「……ッッ」
クラマの言葉にも俯いたままのユトの肩にそっと手を置き、ヌエバはエスパシオに話しかけた。
「エスパシオ様?今回、ユトが地上にいるジェーナと、バディにしてきた約束の期限は3日と聞いています。それ故、明日が期限。私に降りる承認を頂けませんか?」
「ユト。この二人の前で、あの事があっても…昨日から私に言ってきていること。…まだ、言えるか?」
「……ッ」
「エスパシオ様。…彼も友を亡くしたばかりです。今しばらくご決断にお時間をいただけないでしょうか?」
「して、猶予はないのであろう?」
「……ッッ」
クラマの言葉にも俯いたままのユトの肩にそっと手を置き、ヌエバはエスパシオに話しかけた。
「エスパシオ様?今回、ユトが地上にいるジェーナと、バディにしてきた約束の期限は3日と聞いています。それ故、明日が期限。私に降りる承認を頂けませんか?」