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イタズラな満月(フルムーン)
第3章 1st moon…ユトとの契約
「もしもし?…うん、……うん、そっか。解った。うん、大丈夫、良いよ。」
そうして久我は電話を切った。一瞬空を見上げたもののため息をつくと、再び歩き出した。
『今かな。』
『ふぇ?ユト君?』
『シン.シール…』
『シン…シール?』
ユトに続いて雅が言葉を発した瞬間に白にも、金色にも似たような光が包んだ。
次の瞬間。…空気の流れや、色々なものが感じて取れた。
「え…、ねぇユト君。…これって」
「…有栖川さん?」
その声の方をみた雅は目を疑った。
呆然と立ち尽くすように見つめる久我。どういう事なのか、全く解らないままの2人が向かい合って立ち尽くしていた。
「え…だって。…事故だって連絡あって。…まだ病院だろうって…」
そうして久我は電話を切った。一瞬空を見上げたもののため息をつくと、再び歩き出した。
『今かな。』
『ふぇ?ユト君?』
『シン.シール…』
『シン…シール?』
ユトに続いて雅が言葉を発した瞬間に白にも、金色にも似たような光が包んだ。
次の瞬間。…空気の流れや、色々なものが感じて取れた。
「え…、ねぇユト君。…これって」
「…有栖川さん?」
その声の方をみた雅は目を疑った。
呆然と立ち尽くすように見つめる久我。どういう事なのか、全く解らないままの2人が向かい合って立ち尽くしていた。
「え…だって。…事故だって連絡あって。…まだ病院だろうって…」