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イタズラな満月(フルムーン)
第16章 12th moon…愛して、傍にいて
そっと雅の腕を緩め離すと、ユトはにっと笑いながらも頬にキスをした。
「飯、きっとジェーナ用意してる。」
「…そうだね」
「そんな顔すんなって。…な?」
そう呟きながらも2人はジェーナが居る下の階に向かった。その時だった。
「ユト?支度しな。」
「支度?」
「あぁ。…呼び出しだ。」
「呼びだしって…」
「すぐにヌエバが迎えに来る。」
「待ってくれよ!満月は明日だろ!今日はまだ…良いはずだろ!」
「事情が変わった。この間言っていた売った喧嘩の答えだろうが。」
「エスパシオの…呼び出しか。」
「ユト?」
不安そうに見上げた雅。そんな雅にユトが笑いかけた次の瞬間だった。カタンと扉が開いた。
「失礼するよ?」
「早ぇよ!ヌエバ様!」
「早くしろ。」
「飯、きっとジェーナ用意してる。」
「…そうだね」
「そんな顔すんなって。…な?」
そう呟きながらも2人はジェーナが居る下の階に向かった。その時だった。
「ユト?支度しな。」
「支度?」
「あぁ。…呼び出しだ。」
「呼びだしって…」
「すぐにヌエバが迎えに来る。」
「待ってくれよ!満月は明日だろ!今日はまだ…良いはずだろ!」
「事情が変わった。この間言っていた売った喧嘩の答えだろうが。」
「エスパシオの…呼び出しか。」
「ユト?」
不安そうに見上げた雅。そんな雅にユトが笑いかけた次の瞬間だった。カタンと扉が開いた。
「失礼するよ?」
「早ぇよ!ヌエバ様!」
「早くしろ。」