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イタズラな満月(フルムーン)
第16章 12th moon…愛して、傍にいて
そう伝え、そっとヌエバはジェーナの頬を撫で、そっとキスを交わす。すぐに離れるも次第に深さを増して行った。
その頃のユトと雅は、なにやら言い合いながらも無事に作り終えた遅めの昼食を囲んでいた。そうして最後となる時間を過ごしていた。
「ユト…」
「ん?」
「お願いがあって…」
「何?」
「……」
「なんだよ。」
そう聞くユトの質問にもなかなか答えられない雅。そんな雅の顔をのぞき込むようにユトは見つめていた。
「どうした?言ってみ?」
「…今日っていってももうそんなに無いけど…傍にいて…」
「…クスクス…そんな事か。」
「そんな事って…ッ」
そう返す雅をそっと抱き締めたユト。
「離さないよ、…ずっとこうして抱いてる…好きだよ…雅」
そう耳元でそっと呟いた。
その頃のユトと雅は、なにやら言い合いながらも無事に作り終えた遅めの昼食を囲んでいた。そうして最後となる時間を過ごしていた。
「ユト…」
「ん?」
「お願いがあって…」
「何?」
「……」
「なんだよ。」
そう聞くユトの質問にもなかなか答えられない雅。そんな雅の顔をのぞき込むようにユトは見つめていた。
「どうした?言ってみ?」
「…今日っていってももうそんなに無いけど…傍にいて…」
「…クスクス…そんな事か。」
「そんな事って…ッ」
そう返す雅をそっと抱き締めたユト。
「離さないよ、…ずっとこうして抱いてる…好きだよ…雅」
そう耳元でそっと呟いた。