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イタズラな満月(フルムーン)
第3章 1st moon…ユトとの契約
『バカって…!』
『まだこれから。それに、オレ等には次官がねぇの。』
『時間がないって?』
『次の満月までが期限何だよね。今日が満月だから。』
そう言うと見上げるユト。明るいくらいに光り輝く満月をようやく雅も見上げて気付いたのだった。
そのままふっと力が抜けたのか、その場に座り込んでしまった雅。
『あぁあ、全く。』
実体化するのに必要なことも説明そこそこに実体化させたためか、雅は必要以上な力を使わせてしまった。
『……ーーっ…』
ぽつりと呟くと、ユトは瞬時に人型に姿を変えた。
そのまま雅を抱き上げると、ユトは一件のアンティーク店に向かい、一声鳴いた。
カランカラン…
店の扉が開くと、中からお婆さんが出てきた。
『まだこれから。それに、オレ等には次官がねぇの。』
『時間がないって?』
『次の満月までが期限何だよね。今日が満月だから。』
そう言うと見上げるユト。明るいくらいに光り輝く満月をようやく雅も見上げて気付いたのだった。
そのままふっと力が抜けたのか、その場に座り込んでしまった雅。
『あぁあ、全く。』
実体化するのに必要なことも説明そこそこに実体化させたためか、雅は必要以上な力を使わせてしまった。
『……ーーっ…』
ぽつりと呟くと、ユトは瞬時に人型に姿を変えた。
そのまま雅を抱き上げると、ユトは一件のアンティーク店に向かい、一声鳴いた。
カランカラン…
店の扉が開くと、中からお婆さんが出てきた。